9月は台風の月と言われていますが
本当に台風は滝の様な雨が降ったかと思うと急に止んでみたりと
予測がつかないのが台風ですね
其では課題に入りますね(^o^)
患者さんの多くは治療が終わると
「先生！胸が広がります！
それに息がし易くなりました」と言われます。
私は「そうですね」と答えた後に
なぜ、その様になるのかといつも
患者さんに伝えるのが
人が何かをする時は必ずと言ってよい程前かがみになります。
例えば
家事でもデスクワークその他の仕事等も一部を除いては
殆どが前かがみにならないと出来ない事が多いので
毎日の様に同じ負担が体にかかるとその姿勢をとる為に
背中をある支点から前に曲げるので
背中は丸くなり猫背になります。
その丸くなった背骨をその人本来の背骨にしてあげると同時に
仕事や家事等で硬くなった背中の筋肉を柔軟な弾力のある筋肉にしてあげる事で
胸にある大胸筋と言う大きな筋肉は猫背等の前かがみにより縮んでいたので、
猫背が良くなると胸を大きく広げ張れる様になるのです。
また
息が吸い易くなったのは、これらが解除されたからです。
ここでの息苦しさの原因は
大胸筋が縮むと肺は大きく膨らむ事が出来ないので深呼吸はしずらくなり、
時には息がしずらく苦しさを感じることがあります。
これらは
姿勢からきた症状なので、幾らでも物理的なものは本来の体になれば良くなります。
症状を良くするのに大事な事は
何が原因で起こっているかを見抜く事なので
其さえ分かれば
どの分野で良くなるかが分かります。
只、今は沢山の情報が飛び交い過ぎて本来の本物の分野を探すのが難しくなっていますね
1つ言える事は正しいことをすれば体は必ず良い方向へ向かうので
自分の体に目を向けて、自分の抱えている症状が
少しでも楽になれば良しとしてよいでしょう
体は本当に正直です。
その人が自分の体にした事が体を左右し、良くも悪くもします。
ですので
長く付き合った体には相当な歪みと負担は必ずあるので
やはり
生きている限り体とは一生付き合っていくので
体の声をきき、其にあった治療やメンテナンスをする事が
自分らしく人生を過ごす為にも大事なことだと思います。
これを機会に皆さんも一寸(ちょっと)体の声に耳を澄ませてあげて下さいね！