最近
患者さんから膝が痛いですと
言われる事が多く
と言うのも
私も年をとったと同時に患者さん達も同じく一緒に年をとったので
膝の話題が出てきたと言うことです。
膝が痛むには色々な原因があります。
スポーツや怪我が原因のもの
腰の支配神経からのもの
老化によるもの等の原因が必ずあります。
それぞれ原因によっての治療が必要ですが
防げるものであれば防ぎたいですよね
それが出来れば年を取っても人生が変わる位に匹敵します。
それがこれからお話をする予防です!
では
それにはどの様なことをすれば良いのでしょうか
先ず、日頃の私生活の意識的な動きがとても大事で
私達の日常生活の動きは、ほぼ100%無意識に動いています。
ですので
歩いている時や座っている時の膝の向き等は考えた事がないと思います。
皆さんはお年寄りの方達の膝が外側に曲がりながら歩いている姿を見たことがあると思います。
これは今の皆さんもなりうる姿でもあるし膝の変形をうむ歩き方です。
何故なら
股(もも)の内側の筋肉は日常動作では殆ど鍛えることが出来ないので年をとると萎えてきてしまう為
両膝を付ける様にして歩く動作が出来ずらくなり外へ外へと開き
また、ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)も弱っていくので膝を支える筋肉の弱りで
膝を支えている左右の靭帯も上手くゆかなくなり変形していき
その結果、変形性膝関節症になり痛みが出てくるのです。
勿論、体重の増加も大きな原因の一つです。
では
予防はどうしたら良いかですね!
先ず、ももの前面と内側の筋力をつけることと
意識的な歩き方です。
ももの前面の筋肉をつけるには椅子に座りももの上に自分の手の平を乗せて
ももを上にあげる時に手はももをあげるのを押さえる様な圧を入れる抵抗運動を3秒程するのを5回~10回して下さい
そして
ももの内側の筋肉はを鍛えるには腰幅に立ち
左右の内ももを近付けようとすると内側の筋肉が使われ筋肉が鍛えられます。
その時に大事なのは足の指先と膝が同じ方向に向いている事が大事なので毎回チェックして下さいね
そして
歩く時は出来るだけ内側のももや膝を意識して膝と膝をつける様に歩いてください。
皆さんが歩いている時に前の歩いている人達を見てみると
膝や内腿が開きながら歩いている人を見かけたら
自分の歩く姿を直していくことで将来変形性膝関節症も防げ
最後まで自分の足で歩く筋力と痛みの無い膝で
楽しい人生を歩む事が出来ると思います!
そう!
意識と筋力で豊かな老後を!
私も頑張るので
皆さんも頑張って下さいね💪