姿勢保健均整術とは

体は正直。自分で作っているゆがみと症状

身体はとても正直です。どのような症状にも必ず原因があります。 患者さんは言います。「先生、何もしていないのに痛いです 」ただ、仕事でとる姿勢の話や、日常の姿勢など聞いていく事、立った姿勢をみても歪みがわかるのです。

自覚症状とは

生活習慣からの姿勢や、仕事をする為に取る姿勢は長年の間に歪みを生み、限度を超えると自覚症状としてあらわれます。 自覚症状は実際の症状とは時間のズレがあります。ゆがんだいくつもの椎骨(背骨の一つ)が長年放置されると初めはつらさを訴えていた筋肉が、さらに硬縮するとその辛さを感じにくくなります。人は痛みや凝りを感じなくなると状態が良くなったと思ってしまいますが、実際は良くなっているどころかさらに時間が経過した場合神経が硬縮した筋肉に抑え込まれて感じなくなっただけなのです。椎骨の下から出ている神経は手足へ行く運動神経だけではなく内臓へもつながっています。その為、負担が大きくかかっている椎骨神経が胃の神経と連動すれば、胃の機能低下にもつながります。

なぜ症状が出るのか、良くするには

体の歪みや痛みの原因 私たちは日々の生活で歪みを作っています。その歪みを正していかないと何をやっても症状は繰り返されるだけです。 大切なことは・・・自身の姿勢の癖をしり、仕事でとらざる得ない窮屈な姿勢など、で、どのような歪みが現れるか知ることです。それによつて、どのように歪みをとっていくかを判断できます。 成人になれば100人が100人、何らかの歪みを持っています。多少の歪みや負担であれば自己完結可能な場合もありますが、 長きにわたって形成された歪みは自分で治すことは困難です。なぜなら、その人の姿勢そのものからくる事情だからです。 歪みは無意識に作るものと、仕事などで仕方なく作るものとが実際には人それぞれ複雑な歪みを作り、その負担により、肩、首、腰、足、等の症状を生み出します。 正しい姿勢「その人にとっての未来の姿勢」になると・・・ 身体の歪みをよくすると、(椎骨のゆがみと筋肉の弾力)それぞれの椎骨(背骨を形成している一つ一つの骨)の下から、出ている神経の動きがよくなり、身体に備わっている自然治癒力が働き、自分の力で色々な症状を良くしていきます。 すなわち、身体は施術した後、神経の働きがよくなり、血行が良くなるので体が温まり、身体を休める際の寝つきもよくなります。 なぜ眠たくなるのかは、施術により自然治癒が増します。人間は動物です、動物はけがや病気の際、体を丸めて長く眠ります。それと同様で人間も体を休めることで治そうと働くのです。

姿勢保健均整術は体の根本療法

姿勢保健均整術 からだの歪みの原因は日常の自らの姿勢なので、自分で治すことが出来るんです。 例えば運動系の四肢での症状ですと、パソコン等で手を使い、姿勢からしますと画面を見るのに頭は前に入りという姿勢は、首を前へ突き出し、背中を丸めるものです。 また目も酷使するので、肩甲骨の内側に目の毛様体神経と関わる部位がある為、パソコンをしていなくても大人のほとんどの方はそうですが、上胸椎や中胸背部(背中の上の方や真中当たり)に負担がきて、筋肉も硬くなり、椎骨(背骨)も変位を起こしてきます。 そうなると、手首や腕、肩が物理的に負担になり、座る姿勢が長いと、腰も痛くなります。 30年以上施術をして解ってきた事は、腰を直接に怪我していない限り、腰痛のほとんどが先ほどの仕事などの姿勢から、背中の上や中胸背部までの歪みの負担から椎骨が波及して、腰椎にまでおよび、症状を訴えている事が多いのです。 即ちどの部位を良くするにも、まず背骨を整え、筋肉を整え、弾力をつけ、そして必要である部位によっては部分調整し、体全体を良くする根本療法が大事です。 それを解決するのが「姿勢保健均整術」です。 均整とは 皆さんはバランスが良いという言葉を自然と使います 。 均整とは、バランス(平衡がとれている状態)可動性(動き、即ち、関節の動き等)強弱性(筋肉等の弾力)の事です。ですので、均整がとれているということは、平衡、可動、強弱の3つが良い状態で、即ち、体の全部が良い状態という事です。 施術を受け、体が均整になると 健康保持 / 各臓器の機能が良くなる / 老化防止(内的) / 四肢の血行が良くなる / 皮膚が潤う / 自分の自然治癒力の働きが良くなる / 姿勢の保持(外的)、根本的に良くする 上記のような体に良い変化が生まれます。 体を良くするには 沢山の方々を施術する事で、色々な症状の起こる原因がはっきりと解かり経験に勝るものはないと思います。 症状を早く良くするには、痛み等を脳が憶え込む前に解除する事が大切です。体の症状は、全て原理原則です。